英検1級の1次試験に合格し、2次試験に挑もうとしている方がいるのではないでしょうか。
2次試験、難しいですよね~。
私も2次試験をどのように勉強すればよいのか、いろいろな方法を模索していました。
わたしは、結果的には1発合格することができたので、その方法を複数回にわたり、書いていこうと思います。
試験への心もち
まず、試験への心持ちですが、1発で合格するという気持ちで勉強しましょう。
1級は3回まで1次試験免除がありますが、年に3回しかないので、1度落ちると長期の対策になってしまいます。
モチベーションを保つのも難しくなるので、1発合格を目指しましょう。
難しいことを話す必要はない、大事なのはコミュニケーションを図ること
英検1級を突破するのにあたり、難しいことを話そうとする必要は全くありません。
難しい単語、構文、一切使う必要はありません。
トピックに対して2つの理由、そして具体例を出してスピーチができれば十分です。
そもそも、英語とはコミュニケーションです。
試験という以前にコミュニケーションなのです。
これすごく大事だと思います。
というのも、試験ではスピーチのあとに、質疑応答が行われ、それがインタラクションという項目の点数になります。
相手に自分の意見をきちんと伝えないと評価にはつながりません。
なので、解答を丸暗記することにこだわりすぎてもよくないと思います。
大事なのは、自分の意見をはっきりと自信を持って伝えるということです。
多少、単語、文法をミスしてもあまり気にしないようにしていきましょう。
スピーチ原稿は暗唱しないでいった
合格者の体験記を見ると、多くの方がスピーチを暗唱していてすごいなと思いました。
でも、僕にはできませんでした。
はい、全く暗唱できませんでした。(笑)
そのため、複数のトピックを用意し、それに対してどのように答えるのかを理由2つ、具体例1つで考えておいておきました。
用意したトピックはだいたい10~15くらいだったと思います。
また、このトピックも自分が答えられそうなもののみに絞りました。
私は、水問題、環境問題、ジェンダー論、教育、核兵器廃絶、戦争、都市化、少子高齢化、飢餓といったものを選びました。
意識していたのは、多少スピーチの質問が変わっても柔軟に対応できるようにするということでした。
例えば、スマホの使用や教育、貧困問題、ジェンダー論などを中心にして、相互に補える形にしていました。
例えば、スマホの使用はメリットがある、なぜならオンラインで無料の講義を受けられるからだ。みたいな理由をつくり、それに教育が行き届けば、貧困問題を改善できるといった具合です。
また、他にも水問題と飢餓の問題を結びつけることもできますし、飢餓と貧困の問題も結びつけることができ、貧困というトピックで2つのものごとに対応できるようになります。
また、核兵器や戦争というのは似たような単語を使うことになるので、やはり似たトピックを選んでいくのも重要です。
このように、様々なトピックに対する答えを合体させることで、解答を汎用性の高いものにできます。
この方法は別途、勉強法のところで詳しく書きたいと思います。
使用教材と期間
使用した教材は英検1級英作文完全制覇のみです。
この中から、言えそうなトピックを複数選んで理由、具体例を書いていきました。
そして、オンライン英会話で英検1級と同じ流れで対策します。
オンライン英会話はネイティブキャンプを使いました。
ネイティブキャンプなら、1日に何回でも受けられるので良いと思います。
レッスンがはじまったら、先生に以下のことを伝えます。
今からこのトピックに関して2分間でスピーチします。その後、私の意見に対して何個か質問をしてください。
これで、英検1級と全く同じ流れになります。
ぜひやってみてください。
最後に対策期間ですが、約3週間です。
1次試験の合格から2次試験まで勉強したという感じです。
今回はこの辺で。
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