みなさん、こんにちは。
今回は英検1級1次試験の勉強法について書きたいと思います。
英検1級って本当に難しいですよね。
私も、TOEIC895点から英検1級合格までに約2年半~3年くらいかかりました。
今回は、私の英検1級の1次試験に合格するために行った勉強法と戦略について紹介したいと思います。
前提
まず、前提ですが、ある程度の英語力があることは必須です。
何も努力しないで英検1級に合格する方法はないので、英検1級を目指せるかなと思えるレベルには到達しておく必要があり、そのためにも毎日英語の勉強をする必要があります。
それを踏まえた上で、私の1次試験合格のための勉強法と戦略を書きたいと思います。
重点を置くところ
英検1級1次試験に合格する上で、重点を置くのは、リーディングの単語とライティングです。
まず、単語は41問中25問と比重が多いです。
また、見たこともないような単語ばかりなので、知らないと1つも答えられません。
そのため、勉強は必須です。
しかし、全部できる必要はありません。
私は18/25でしたので、70%くらい取れればいいなくらいの感覚でやりましょう。
試験は最初は合格さえすればよいので、全てを完璧にしようとしない方がいいと思います。
次にライティングです。
ライティングも得点源になるところです。
別の記事でライティングの勉強法を紹介するのでそちらを参照してみてください。
リスニングの得点率
次にリスニングです。
リスニングはパートごとで、かなり難易度に差がある印象を受けました。
そのため、どのパートで点数を稼ぐかという戦略を立てるのが重要だと思います。
ここでは、私の戦略を紹介します。
まず、パート1ですが、ここは2人の会話ですが、そこまで難しくないので、得点源にしないといけません。
私はパート1は8割の正答率を目指して勉強し、実際に8/10で目標通りでした。
パート1で8割を切ると厳しくなるので、できれば8割、最低でも7割は取りましょう。
次にパート2ですが、学術的な内容合致問題なので、かなり難しいです。
そのため、ある程度の失点は仕方がないという感じでいきました。
私は6割を目標に勉強し、実際の正答率は7/10でした。
本番の試験が結構内容理解がしやすいものだったのでいい点が取れました。
パート2の勉強では「サイトトランスレーション音読」という勉強法を取り入れました。
これは安河内先生著の「完全保存版 できる人の英語勉強法」(中経出版)で紹介されていた勉強法です。
具体的には、英文を意味のかたまりに分け、最初は英語で意味のカタマリを音読し、次に日本語で音読するというやり方です。
特に日本語でも音読するというところが肝だと考えていて、なぜかというと、パート2は内容がかなり難しく、意味を取るのも苦労するので、シャドーイングとかだと、なかなかついていけず、補助輪が必要だと感じていました。
そのため、パート2はサイトトランスレーション音読で音の認識というよりは、意味をしっかりとる精読、精聴をメインにやるようにしていました。
この勉強法が功を奏したおかげで、目標以上の点数を取れたのだと思います。
サイトトランスレーション音読のやり方は、「完全保存版 できる人の英語勉強法」(中経出版)で紹介されているので、ぜひ読んでみてください。
次にパート3ですが、ここは得点源にしたいところで、4/5は取りたいところです。
内容が理解しやすいので、そこまで難しくないパートになります。
パート4は1/2取れたら良くて、どっちも落としても問題ないと思います。
私もパート4は勉強しませんでした。
合計得点率は20/27で目標の7割程度の得点ができたので、合格を目指す方は7割を目指すとよいと思います。
長文はどうするか
リーディングの長文をどうするかですが、私は形式を見るだけで、そんなに解く練習はしませんでした。
日頃から大学受験用の長文の音読や英語のハノンで英語には触れていたので、英語を読む感覚が全くないわけではなかったので。
ただ、演習不足ということもあり、空所補充では5/6でしたが、内容合致は4/10という悲惨な結果でした、、、
内容合致ができなかったのは、そもそも時間が足りなかったのと実力不足だったことです。
それでもリーディングは単語と併せて27/41でかろうじて踏みとどまったという形です。
これを踏まえると、リーディングは時間的にも厳しい戦いになるので、ライティングで稼ぐ戦略は必要だと思います。
まとめ
英検1級1次試験の目標得点率は、
リーディング65~70%(筆者:66%)
リスニング70%(筆者:74%)
ライティング80%(筆者81%)
が合格に近づける戦略なのかなと感じました。
私もこの配分を目標に勉強し、その通りの結果を出せたので戦略は間違っていなかったと思います。
まず、英検1級に合格することが目標であれば、戦略を立てて、最低得点でも合格できればいいやと考えた方が少しは気が楽になると思います。
少しでも参考になればうれしいです。
コメント