みなさん、こんにちは。
今回は英語のハノンシリーズを紹介したいと思います。
英語のハノンは、文法を理解できることと使うことができるのは別なもので、その乖離を埋める役割を担ってくれる教材です。
英語のハノンはシリーズとなっており、初級から上級、さらにフレーズ編、ロジック編があります。
私は、初級から上級、フレーズ編は取り組んだことがあり、ロジック編はまだできていません。
しかし、初級から上級の3冊、フレーズ編を練習し、自分で発することができる文法が増えました。
例えば、中級では、so that SVや、for fear SVなどを扱っていて、音声に続いて次のようなトレーニングをします。
I didn’t drive a car so that I wouldn’t cause an accident.(for fear)
I didn’t drive a car for fear that I’d cause an accident.
訳)事故を起こさないよう、私は運転をしなかった。
事故を起こすといけないから、私は運転をしなかった。
高校英語まで勉強された方なら、意味を理解するのはそこまで難しくないでしょう。
しかし、ハノンを練習することで、実際に口頭で文を作るのはとても難しいと感じると思います。
教材では、1つのユニットに5つ文があり、音声にリピートする形で行います。
このリピート時間が音声と全く同じでできるようにならないと、次の音声がはじまってしまいます。
そのため、完全に音声をリピーティングできるようにならないといけません。
こうした涙が出るようなトレーニングを音声にしたがって発せられるまで、繰り返し練習します。
私自身、何十回とso that、for fearのトレーニングをして、とても大変なトレーニングだったのですが、実際にこの構文を英会話で使えるようになりました。
こうした複雑な文章を自分で使えるようになるって、ちょっとかっこよくないですか?(笑)
今回は中級レベルを紹介しましたが、よっぽど自信がない限り、必ず初級から使用することをおすすめします。
初級の最初は第1文型(例:I always go to the gym)からはじまるので、簡単すぎと思うかもしれません。
しかし、先ほど触れたように、理解することと使うことができることには大きな乖離があります。
初級でもできるようになるには相当の時間がかかるはずですし、やはり基本がとても大切です。
初級を自在に運用できれば、日常会話では困らないと思います。
私自身も初級は何周もしていて、それでも「まだまだだな」と感じており、今もトレーニングをしています。
ぜひ初級からはじめてみてください。
今回は以上です。
ぜひ一緒に英語のハノンでトレーニングしていきましょう。
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